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安心・安全の品質管理

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お客様に安心・安全な製品をお届けするために、当社では製品の製造工程はもちろんのこと、使用する原材料や容器などの仕入れから製品の配送に至るまで徹底した管理を行っています。

具体的な取り組みとしては、平成25年に国の食品安全管理システムである総合衛生管理製造過程の認証を取得し、平成29年には国際的な食品安全管理システムであるISO22000の認証を取得しました。さらに平成30年にはISO22000に代えて、より上位の認証であるFSSC22000を取得しました。これらはいずれもHACCPの考え方を取り入れた食品の安全管理システムです。当社はこれらを適正に運用することで安心・安全な製品づくりを日々実践しております。

検査
取り組み1
取り組み2
取り組み3

認証について

HACCP

HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point:危害要因分析重要管理点)とは、もともとアメリカのアポロ計画でNASAらが宇宙飛行士が食べる宇宙食をいかに安全に製造するかを追求した結果生まれた食品安全の考え方です。HACCPでは、原料の入荷から製造、出荷までのすべての工程において、微生物汚染、金属異物や薬品の混入などの危害要因(ハザード)をあらかじめ予測し、その危害要因を防止(予防、消滅、許容レベルまでの減少)するための重要管理点(CCP)を特定します。そのポイントを継続的に監視、記録し、基準からの逸脱が認められた場合は決められた手順で迅速に対応するため、最終製品の安全を確保することができます。現在、HACCPの考え方は世界中で浸透を始めており、日本でも近々、食品等事業者(飲食店や小売店などを含む)にこの考え方を取り入れた食品の取り扱いが義務化されることが決まっています。

総合衛生管理製造過程

総合衛生管理製造過程とは、厚生労働省がHACCPの考え方を基に構築した食品安全管理の認証制度です。核となるHACCPシステムに品質管理や一般衛生管理の視点が取り入れられており、総合的に製品の安全を確保します。

ISO22000

ISO22000とは、国際標準化機構(ISO)により策定された、フードサプライチェーン(原料の段階から、製造、消費者に届くまでの全ての段階)全体を管理することで製品の安全を確保する食品安全の国際標準規格です。本規格はHACCPの考え方にISO 9001の管理手法が取り入れられており、継続的な改善を行うことでシステム全体の管理を常にベストの状態に維持することができます。また、食品安全を確保するための様々な事柄が要求事項として定められており、それらを全て満たすことが求められます。

FSSC22000

FSSC22000とは、オランダの食品安全認証財団(The Foundation of Food Safety Certification)がISO22000を基に開発した食品安全の国際規格であり、世界規模で食品を扱うメーカー、流通業者、小売業者などが多数加入するGFSI(国際食品安全イニシアチブ)により優れた規格として認められています。この規格では、ISO22000の食品安全に関する要求事項がより詳細に規定されており、さらにフードテロに対する食品防御対策、食品偽装対策やアレルゲン管理などが追加要求事項として規定されています。本規格は数ある食品安全の規格の中でも最高水準のものです。